今回のブログでは
「歯周病と全身疾患との関係とは?」
というご質問について解説します。
これまで歯周病は
口の中だけで問題を起こす病気
と考えられてきました。
しかし最近
歯周病は口の中だけではなく
全身に影響を及ぼすことが
分かってきました。
歯周病にかかると
口腔内の細菌が増えます。
増殖した細菌は
炎症を引き起こす物質を
生み出します。
そしてこれらの物質や
一部の細菌は
血管の中に入り込んで
全身の各器官に広がり
全身の病気と関わっていることが
分かってきました。
その可能性がある病気と
考えられているのは
動脈硬化などの血管系の病気
心臓病、肺炎などの
呼吸器疾患、早期低体重児出産
そして糖尿病などが
挙げられています。